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研究内容company

最近の研究


水中音響通信・測位に関する研究
 最近の海洋調査では自律型無人潜水機(AUV)や遠隔操作探査機(ROV)が使用されており、遠隔制御や動画伝送手段としての水中無線伝送の需要が高まりつつあります。電磁波や光は水中で大きく減衰することから音波による伝送手段が用いられ,水中音響通信も電磁波通信と同様にデジタル方式による通信大容量化が進められています。水中音響通信では音波反射により発生する遅延波の干渉や送受信機が移動するときに発生するドップラーシフトが影響し,通信が不安定となる技術課題があります。特に浅海域と呼ばれる水深が浅く、岸壁などの障害物で囲まれた海域で音波反射が非常に強く、従来では通信不可能とされていました。当研究室で港湾などの水中音響通信が非常に厳しい条件下でも安定した通信を実現するための研究を行っています。水中音響通信方式のほかに音波伝搬モデリングや水中音響測位に関する研究にも取り組んでいます。



関連する資料
2018年度第2回北見工業大学研究交流会「水中音響通信に関する研究紹介」(スライド資料)
SUBSEA TECH JAPAN 2018製品技術発表会「浅海域に対応した水中音響通信技術の開発」(スライド資料)
海洋音響学会2019年度研究発表会「ビームフォーミングおよびMIMO水中音響通信の試験評価」(スライド資料)
水域ロボットシンポジウム2020「小型水中ロボット用の音響測位技術」(スライド資料)
水域ロボットシンポジウム2020「小型水中ロボット用の音響測位技術」(補足資料 試験デモ)
沖縄海洋ロボットコンペティション2021 海洋産業におけるIoT活用シンポジウム「音波反射に強い水中音響測位システムの開発」(スライド資料)
電子情報通信学会ソサイエティ大会2022「水中ロボット搭載型SBL方式音響測位装置の開発」(スライド資料)
イノベーションジャパン2022「サブメータ級水中音響測位技術」(スライド資料)
電子情報通信学会 水中無線技術研究会 2023年11月「高耐性を有する水中音響通信デジタル変復調方式の基礎検討」(スライド資料)